フィリップモリスインターナショナルから発売された、IQOSという革新的な加熱式タバコの技術がタバコ業界の常識を打ち破り、フィリップモリスインターナショナル社全体も通常のタバコから加熱式タバコへの転換を推し進めています。2016年春、日本市場での発売を皮切りに全世界で展開されたIQOSは同社にとって、日本市場で最も成功した製品のひとつとなりました。2017年には加熱式タバコの市場規模は5000億円に達し、その中でもIQOSはプレミアムなブランドポジションを確立し、最大のシェアを獲得しています。
アド・コムグループではブランドの立ち上げにあたり、アートとデザイン性を基軸にしたライフスタイルポジショニングと革新的デジタルコミュニケーションを展開し、ブランドの訴求力を高め、製品のポジショニング確立に貢献してきました。
弊社の立案した戦略とともにクリエイティブ、体験マーケティングチームでは多面的アプローチを可能にするイベントを遂行しました。
第一に製品とアクセサリーのデザインをコンセプト化し、クリエイティブな視点による創作活動を展開している様々なクリエイターとのコラボレーションにより、コンセプトの具現化を試みました。日本で活躍するアーティスト、トレンドセッターを起用し、IQOSデバイスのスリーブアクセサリーに彼らのインスピレーションを吹き込み、ブランドのビジョンや価値を創造しました。アートスリーブのシリーズは成功裏に立ち上がり、アーティスティックな分野でのデザイン、創作性、革新性においてIQOSのポジションを確立しました。
第二に起用したアーティストを軸にデジタル戦略を立案し、彼らをサローネ・モバイル・デル・ミラノに招き、同時にデジタル施策を遂行。大きな反響をいただきました。
その後、日本においてアド・コムグループでは革新的な様々なライフスタイルイベントをシリーズで展開し、IQOSのデザイン性を軸にした文化的プラットフォームを確立。最高潮は、アンダーズ東京のルーフトップで芸術性とライフスタイルをセレブレートするイベントを開催。“Art Gallery x Club”をコンセプトにNIGOとコラボレートしたストリートウェア、インタラクティブアート、VJによるプロジェクションなど盛況を博し、来場者、関係者の高い評価を得ました。ダイナミックで斬新な雰囲気の中、メディア関係者や口コミによる拡散をより確実なものとするため、ブランドにふさわしいインフルエンサーを招待。ソーシャルメディアをはじめ様々なメディアに広く波及しました。
最新の施策では、オピニオンリーダー、ソーシャルインフルエンサーを起用したデジタルキャンペーンを適宜実施しています。