日本、アジアの化粧品メーカーの中でも最大の売り上げを誇り、現在は世界の5大化粧品会社としても知られる資生堂。
クレ・ド・ポー・ボーテ(CPB)は、世界でも高い認知度を誇る資生堂の中で最高級ラインのブランドですが、その売上の大半は日本国内が占めていました。
資生堂はCPBの売り上げ拡大、海外市場での成長を目標に掲げていました。アド・コムグループは、CPBの課題と商機を探り戦略の定義・提案を重ねブランドの目標達成に貢献しました。
過去の業績分析にはじまり、より深い業界理解や動向把握にあたり世界4大陸と9つの主要成長市場にて、ステークホルダーからおよそ16週間にわたりグローバルブランド調査を実施。加えて覆面調査やインタビュー、ブランドとのあらゆるタッチポイント(製品、パッケージ、POS、アンバサダー、デジタル、コミュニケーション、プロモーション、イベント)のレビューなどを含む調査活動も多岐にわたり行われました。
調査後インサイトや結果をもとに、ネーミングやロゴを含むこれまでにないクリエイティブアプローチを企画、ブランド史上初のストーリーや新しいグローバルブランドアイデンティティへとCPBブランドは再スタートを切りました。ブランドアーキテクチャーから製品開発、コミュニケーションプランの強化、ブランド表現や活性化までサポートしました。